皆さん、嫉妬することってありませんか?
一応説明しておきますと、
嫉妬とは、他人が自分より恵まれていたり、優れていたりすることに対して、うらやみ妬むことです。
例を挙げると、
「あの子、留学行くんだ。うらやましいな。きっとお金に余裕のある家庭なんだろうな。」というように思うことが嫉妬です。
このように嫉妬は、今自分が持っていないもので手に入れたいものがある場合に、生じるものです。
そしてこのような嫉妬は、ふとした瞬間に無意識で他人に対して思っていたりします。
今回はその嫉妬心が、実は人生を変えるチャンスであるという話をします。
嫉妬心をプラスのものとして捉える
嫉妬心は本来、とても醜いものです。
そりゃそうですよね。
先ほどの留学の話もそうですが、本当はその留学に行く子の家庭は裕福なわけではなく、自分で奨学金を借りながら行くことだってあります。
例え裕福な家庭であっても、お金がトラブルの元になって親族間の関係がすごく悪いなんてこともあるでしょう。
その人の抱えている本当の苦しみは、他人にはわからないものです。
それなのに、一つの側面だけを見て「うらやましい」「妬ましい」と思うことは、そう思われる相手にとったらとても迷惑な話です。
でもですね、それがわかっていても嫉妬してしまうのが人間です。
そこでせっかくなら、嫉妬心をちゃんと認識・分析して、その嫉妬心をプラスに作用させたらどうでしょうか?
というのが僕の提案になります。
嫉妬心は醜く“負”のものではありますが、もしプラスの効果を生み出せたら、嫉妬心も悪くないなと思いませんか?
そして事実として嫉妬心の発生は、自分を見つめ直すことができる良い機会になります。
嫉妬心からわかる自分の本心と人生の目標
人間誰しも、仕事に忙殺され、タスクに追われていると、いつの間にか自分が本当に望んでいること、自分が本当にやりたいと思っていることがわからなくなっていきます。
気付かぬうちにそうなってしまうのです。
そんなときでも、無意識のうちに嫉妬心は生まれます。
そしてその嫉妬心は、自分が望んでいるものが自分にはなくて相手にはあるときに生まれるのです。
つまり、嫉妬心を認識し分析すれば、自分が本当に望んでいることがわかるのです。
先ほどの留学の話を例にすると、留学に行く子に嫉妬した場合には以下のような本心がその嫉妬心の裏に隠れている可能性があります。
- 自分も留学に行きたい
- 留学でなくても今とは違うことをやりたい
- 自由な時間が欲しい
- お金が欲しいのか
これらのうち、どれが本心かは人によりますが、もし「留学に行きたい」というのが本心であったとしたら、それを目標にしてその後の生活を送っていけばいいのです。
目標ができれば、人間は行動するようになります。
そして行動すれば、人生はほんの少しずつ変わっていきます。
僕自身、家庭の経済状況は良くはありませんでしたが、大学2年生のときにオーストラリアに短期留学をすることができました。
これは嫉妬心だけから始まっているわけではないのですが、「裕福な家庭に生まれて、留学できている人いいなー」という嫉妬心があったのも事実です。
そして結果的に、その3年後にアメリカでエンジニアとして9カ月間のインターンシップをすることもできました。
このインターンシップは、あの短期留学がなかったら、おそらく実現していなかったと思います。
このように醜い嫉妬心からでもいいので、自分の本心に気づき、目標を見つけることが、その後の人生を変えるうえでとても大切だと僕は思います。
最後に
みなさんは最近いつ嫉妬しましたか?
そしてその嫉妬は何に対するものでしたか?
今回このエントリーを読んだことを良い機会に、自分の嫉妬心を振り返ってみてください。
きっとあなたが本当にやりたいことが見えてくると思います。
また今後は、誰かに嫉妬している自分に気がついたら「ラッキー!自分の本当にやりたいことがわかる良い機会だ!」とポジティブに考えていきましょう。
きっと気持ちも明るくなりますよ!
以上でエントリーを終わりにします。
今回は僕が日頃からやっているライフハックを紹介しました。