アメリカで働いてみたい!を叶える方法(J1ビザ)

生き方

「アメリカで働いてみたい!」と憧れを抱いている人は、日本に結構いるのではないでしょうか?

僕自身も、「エンジニアとしてシリコンバレーで働きたい」と思っていましたし、「勢いのあるスタートアップ企業で働いてみたい」とも思っていました。

そして2017年、僕はついにその夢を叶え、ロサンゼルスにあるスタートアップ企業でエンジニア兼マネージャとして9カ月間のインターンシップを行うことができました。

そこで複数のエントリーにわたって、そのインターンシップを行うまでの経緯やその準備に必要だったこと等々を紹介していきたいと思います。

まず今回は、アメリカでインターンシップをするにあたっての一連の流れを紹介します。

本文に入る前に、基本的な一連の流れを図で紹介しておきます。詳細は、本文をご覧ください。


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アメリカで働く方法

「アメリカで働きたい!」と思い立ち、今すぐ飛行機のチケット買って渡米。

そのへんにある企業にアプライして、すぐ働き始める。

なんてことは残念ながらできないのです…

(いや、実はひと昔前ならできました。カリフォルニアで知り合った日本人の方々のなかにも、数人ほどそのような方たちがいらっしゃいました。)

さらに現在では、アメリカで働くことはより困難になりつつあります。なので、しっかりとした準備が必要です。

アメリカで働く方法には大きく4つのパターンがあります。

アメリカで働きたいのであれば、このどれかで行く必要があるのです。

このパターンのうち、多くの日本人が使える手段は「OPT (Optional Practical Training)」「インターンシップ/トレイニー」になります。

かく言う私も「インターンシップ/トレイニー」を使い、アメリカで働きました。

なので、このエントリーでは「インターンシップ/トレイニー」をメインにお話していきます

そして、ここで1つ重要なことをお伝えします。

実は「働く」という言葉は適切ではありません。言い回しとしては、あくまで「研修」になります。

なので、”かく言う私も「インターンシップ/トレイニー」を使い、アメリカで研修しました。”と述べることが正しいのです。

この言葉一つで、「アメリカ大使館」や後に説明する「認可団体」との面接で受かるか落ちるかが決まります!使う言葉には細心の注意が必要です。

このエントリーでは今後、面接を受ける可能性のある読者の”研修という言葉の習慣化”も考慮し、「働く」ではなく「研修する」という言葉を使っていきます


「米国企業の現地採用」に興味のある方は、Shinyaさんという方が書いている「アメリカで日本人として仕事を取るには?」というエントリーが参考になります。米国企業に現地採用してもらうために必要な戦略や、現地採用が如何に大変かが分かりやすくまとまっています。

「インターンシップ/トレイニー」と「OPT」の違い

簡単に言えば、この2つの違いは「アメリカの大学生であるかどうか」です。

アメリカの大学生であれば、OPT

日本の大学生や社会人であれば、インターンシップ/トレイニー

となります。

この違いによって、必要な手続きが大きく異なるので、注意が必要です。

またOPTもインターンシップ/トレイニーも、今までの経験(大学の専攻など)と企業での研修内容とが一致している必要がありますので、その点もご注意ください。

OPT

OPTは、渡米してすぐに働きたい人には利用できない制度です。

理由は、申請条件に「1年以上、アメリカでフルタイムの学生をしている」ことが求められているから。

英語に自信がなく、一度アメリカの大学に通いながら英語を勉強し、そのあとに働きたい人向けの制度です。

また、最長で1年間しか就労期間がなく、職種も大学での専攻分野と関わりのあるものに限定されます。

とりあえず一般的なアメリカの大学への留学になるので、まず大学留学してから考えましょう。

また働きたい職種が決まっているなら、その職種に関係のある分野を大学で専攻してください

インターンシップ/トレイニー

インターンシップ/トレイニーは、OPTとは逆に、渡米してすぐに働きたい人のための制度です。

しかし、悩ましい点もあります。それを述べる前に、まずインターンシップとトレイニーの違いについてお話します。

  • インターンシップ:研修分野に関連した米国以外の大学や専門学校に通っている人、もしくは卒業して1年未満の人が申請可能なもの。研修期間は最長1年(12か月)。
  • トレイニー:米国以外の大学で研修分野に関連した学位を取得し、さらに研修分野に関連した1年以上の実務経験。もしくは研修分野に関連した5年以上の実務経験。研修期間は最長1年半(18か月)。

つまり簡単に言えば、学生として研修にいくか、社会人として研修にいくかの違いで、自分の肩書や条件が変わるということです。

そしてこの制度の悩ましい点は、インターンシップ/トレイニーとしていく場合は、英語ができる前提であるため、「一度研修前に語学留学的に英語を勉強し、その流れでインターンシップを行う」ということができません

英語を勉強してから研修をしたい(働きたい)場合は、まず語学留学として一度渡米し、それを終了した後に帰国し再度別の申請を行ってから、インターンシップ/トレイニーとして再渡米する必要があります。
(もしこれを回避する裏ワザを知っている方がおられましたら、ぜひ教えていただきたいのでご連絡いただけたらと思います。)

インターンシップ/トレイニーの受け入れ先の探し方

受け入れ先の方法としてよくあるのが、「日本の斡旋業者を通して探す」というものです。

しかし、先にハッキリ言いますが、斡旋業者の利用はやめたほうが良いです。

理由は簡単で、日本語だけで日本人のクライアント向けに働くことになる可能性が高くなるからです。しかも月の給料が3万円程度でです。

実は僕の住んでいた町にも日本人からのインターンを大量に採用し、仕事を回している会社がありました。

社員の方はほとんどおらず、インターンばかりの会社だそうです。

そして、この経営状態は法律的にアウトらしく、日系のコミュニティではそろそろ検査が入るのではないかと噂されていたほどです。

この「日本の斡旋業者を通して探す」ことをオススメしない理由については、後々別のエントリーで詳しくお話ししようと思っています。

そこで僕がオススメする受け入れ先の探し方は、「コネを使って探す」です。

僕自身、お世話になった会社の社長が日本に来ている際に、「僕がアメリカでインターンシップをしたい」ということを知っている大学関係者からご紹介いただきお会いすることができました。そして、社長に受け入れてほしい旨を説明し、そのままその会社でインターンをすることになりました

でもこれって「たまたま運が良かっただけじゃん」と思う方も多いかもしれません。

ですが、僕は自分でいうのもなんですが、運が良かったでは片づけられないと思っています。

というのも、実はこの会社に受け入れてもらえることが決まる前に、僕は別の会社の社長ともお会いしております。そして受け入れの仮OKをいただいていました

この社長との出会いについてですが、当時僕は受け入れ先をネットで探しまくっていました。そして、とある会社を見つけ、その会社に受け入れてほしい旨のメールを送ります。しかし、結局そのメールには返信をいただくことができず、それでも諦められない僕は、その会社の社長のSNSをずっと観察し続けます。(ストーカーみたいと思わないでください笑 当時は結構切羽詰まっていたのです…)そしてある日、その社長が大阪に講演会で来ることをSNS上で知りました。「これはチャンスだ!直接お会いして直談判しよう」と僕は思いまして、埼玉から大阪まで飛んでいったのです。結果的に、その講演会でその方を捕まえ、受け入れてほしい旨をお伝えすることができ、受け入れの仮OKをいただきました。

このような経験が僕自身にあるため、僕の受け入れ先が決まったことを運だけで片付けてほしくないと思っています。きっと運は自分の手で掴みに行くものだからです。運のせいにしていたら、いつまでたっても受け入れ先は見つからないと思います。

ここまででお話ししたように僕自身の経験からも、僕はこの「コネによって社長もしくは社員とつながり、その会社に受け入れてもらう」という方法をオススメします。

とりあえず、大学の関係者やOB, OG、両親や親戚の知り合い、知人や友人の知り合い等に、アメリカに繋がるコネがないか探してみてください!そして、どうしてもなければ自分でコネを作りに行ってください!

アメリカはコネの社会です。「コネを使う」・「コネを作る」のも実力のうちなのです。

受け入れ先が決まったら…

「ふう、やっと受け入れ先が決まった!」と思って気を抜いたらいけません

実は、ここからが本番です
(いや僕も経験者だからわかるのですが、ここまで来るのでさえもとてつもなく大変なのに、ここからが本番とかありえないですよね。でも本当にこのあとが大変なのです…)

ここからやっとビザの話になります。

ビザとは、簡単に言えば入国許可証です。

アメリカに観光以外で入国するためには、このビザが絶対に必要になります。

はい!そこのあなた、今アメリカに観光者として入国し、インターンシップをすればいいんじゃない?と思いましたね。

断言します!これは本当にやめたほうがいいです。もしビザなしでインターンシップをしていることがバレたら今後一生アメリカに入国できなくなりますし、そもそもまともな企業はビザなしの人を雇いません。
最近は移民局が企業に突然来て全ての出口を封鎖した後、立ち入り検査をするということが増えています。企業側も不法労働者を働かせていることが移民局にバレると廃業になってしまうそうで、まともな企業であればあるほど、ビザなしの人を雇うことはないです。

話を戻しまして…

インターンシップ/トレイニーの人が取得するビザはJ-1ビザというものになります。

受け入れ先が決まったあとは、このJ-1ビザを全力で取りに行きます。

そしてJ-1ビザの取得で大変なことは

  • ビザサポートのための認可団体とのやり取り(最低45万円、僕は80万円以上かかりました)
  • ビザ取得に向けた英語書類の準備
  • 面接(認可団体と大使館)

この3点です。

各々について説明していきます。

ビザサポートのための認可団体とのやり取り

J-1ビザを取得するためには、必ず「認可団体」という機関と必ず関わらなければなりません。この認可団体とはアメリカの国務省が承認した研修プログラムを行う団体のことで、NGOやNGO、企業だったりします。

ビザの取得に必要な書類を取得するためには、この認可団体のサポートを受けなければならないのです。

そして、このサポート費用がどの認可団体を見ても$4,000くらいかかってしまいます。

なので最低限必要な出費として45万円として書いています。

日本で有名な認可団体としては、CIEEJIPTが挙げられるかと思います。

各団体のホームページに行くと、申し込みができるので、受け入れ先が決まった人は確認してみてください。

ここで注意点が3つあります。

  1. CIEEやJIPTで申請する際には、TOEFLなどの英語の能力の証明書が求められます
    (たしかJIPTのほうがCIEEよりも求められる英語力が低かったかと思いますので、TOEFL等の点数が低い人はJIPTをお勧めします)
  2. 認可団体と書類のやり取りや審査に結構な時間が掛かります
    なので、最低でも渡米の3カ月前までには認可団体と連絡を取った方がいいかと思います。できればもっと前に申請したほうが安心です。
    (こちらに関しても、JIPTのほうがCIEEよりも審査に必要な時間が短かったかと思います。)
  3. CIEEもJIPTも「受け入れ先」が決まった後でないと、申請ができません

ここからは、なぜ私が80万円以上の費用が掛かったかについてお話します。

結論からお話ししますと、私は移民弁護士の方に手続きをお願いしたからです。

弁護士事務所に40万円、CETUSAという認可団体に40万円の合計80万円を支払いました。(当時1ドル=80円くらいだったので、これくらいの額で収まっていますが、今ならトータルで100万円はいきそうです。)

移民弁護士にお願いした理由は、大きく3つあります。

  • お世話になった会社の専属の弁護士事務所(日本語対応可)でもあり、会社の社長から良かったら紹介するよと言われたから
  • 当時修士課程に所属しており中間発表等が近く多忙であったため、英語の書類を準備する時間を少しでも減らしたかったから
  • 当時、英語力の証明書としてTOEIC(600点)とTOEFL(現在行方不明)があったが、CIEEの英語力の基準は通らず、JIPTでギリギリ通るかどうかくらいだったから

今思えば、JIPTに相談してから、移民弁護士にお願いするかどうかを決めた方が良かったなと思っています。40万円って相当な額ですからね。当時は無知だったがゆえに、お金で少しでもJ-1ビザを取得できる可能性が上がるならと思って弁護士事務所にお願いしたわけですが、きっとCIEEやJIPTでも変わらなかったと思います

加えて、もし仮にJIPTに相談したとしても、どっちにしろ結局移民弁護士を通すことになっていたとしたら、会社の専属の弁護士事務所とは別の弁護士事務所にするべきでした。渡米してから知ったことなのですが、もし企業と訴訟問題等で対立することがあった際に、同じ弁護士事務所だと弁護士事務所は企業側に有利になるように動くためです。

そのようなリスクを考えると、会社に関わりのない移民弁護士事務所にお願いするほうがよいと思います。

ちなみに日本語対応可能な弁護士事務所はアメリカに多くありますので、必要になった場合はネットで検索してみてください!

また僕がお世話になったCETUSAという認可団体には日本語のサポートはないですが、対応は個人的には良かったと思っているので、気になる方はチェックしてみてください。
インターンシップの受け入れ先もたまに紹介していたりするので、確認する価値はあるかもですよ。


話が逸れますが、僕が斡旋業者を通してインターンシップを行わないほうが良いとする理由にも実はこの認可団体の制度が関わっています。

営利目的の日本の斡旋業者の中には、この認可団体としての機能を有する業者もあり、ゆえに本来はインターンを受け入れるのに相応しくない企業に対してインターンを送り込むことができてしまうらしいのです。そして、斡旋業者は儲かり、インターンは過酷な労働環境で研修と称する労働に従事させられることにつながってしまうとのこと。もちろん全ての斡旋業者がこのようなひどいことをしているわけではありませんので、その点は勘違いをなされないようにお願いします。

これはあくまで現地で出会った人に聞いた話ですので、どこまで信憑性があるのかは断言できませんが、ただ事実として日本人の学生インターンが過酷な環境で働かされていることがあるので、注意喚起の意味も含め書いておきます。

ビザ取得に向けた英語書類の準備

僕は移民弁護士を通していたこともあり、全ての書類準備に関わっていたわけではありません。(もちろん全ての書類には目を通し、内容の把握はしています。)

なのでそれを前提に、読み進めていただけたらと思います。

<ビザ申請に必要な書類>

  1. パスポート(現在有効なパスポートおよび過去10年間に発行されたパスポートの両方)
  2. カラー写真(5cm×5cm、背景は白、眼鏡なし)
  3. DS-160(非移民ビザの申請に必要なオンライン申請書のこと。確認ページの印刷したものが必要)
  4. DS-2019(認可団体が発行する許可証)
  5. DS-7002(研修プラン)
  6. I-901 SEVIS費の領収書
  7. 財政証明書(銀行口座の英文残高証明書など。必ず英訳されているものを用意)
  8. 奨学金の証明書(奨学金を貰ってインターンシップをする人は、その証明書の原本とコピーを用意)
  9. 面接予約確認書(印刷したもの)
  10. 保険のカバーレター(*たぶんいらない)
    (認可団体から送られてきたもの、支払った費用から自動加入だったみたい)
  11. Social Security Card レター(*たぶんいらない)
    (認可団体から送られてきたもの、Social Security Number(日本でいうマイナンバー)を発行するために必要な書類)

*「保険のカバーレター」と「Social Security Card レター」については、認可団体の人には面接に持っていってと言われましたが、アメリカ大使館のホームページには特に記載がなかったです。

これらの書類の中でネットで調べてもよくわからないものは「DS-2019」,「DS-7002」あたりかなと思います。また注意が必要なものは「カラー写真」,「財政証明書」,「奨学金の証明書」あたりです。

なので、これらの書類については以下でお話します。

またこれら以外の書類(ただし、保険のカバーレターとSocial Security Card レターは除く)については、ネットで調べれば詳細がすぐわかります。特に、アメリカ大使館のホームページに正確な情報が書いてありますので、ご確認ください。

<DS-2019>
これは認可団体のみが発行できる書類です。内容は僕の個人情報、インターン先の会社情報、認可団体の署名、誓約文と個人の署名となっています。

<DS-7002>
これは研修プランをまとめた書類です。この書類の作成については僕は移民弁護士に一任していたため、詳しいことはわかりません。しかし、書類を見たかぎりだと、移民弁護士さんと会社のマネージャー(僕のスーパーバイザー(監督者))とが研修プランを相談して作ったように見えます。この書類には、僕の個人情報、インターン先の会社情報、認可団体の署名、研修プランと責任者(マネージャー)の署名が書いてあります。
弁護士を仲介しない場合は、おそらくインターン先企業の社員で自分のスーパーバイザーになる人と相談しながら作成することになるのだと思います。

<カラー写真>
この写真は要件が細かく決まっているため、米国ビザ申請のホームページを必ず確認してください。

<財政証明書>
これはインターンシップ/トレイニーで渡米する者が、アメリカで生活するだけの経済力があるのかを計るためのものになります。アメリカとしては不法労働につながる可能性の高い経済力のない者を入国させたくないのです。そのため、ある程度まとまった額が入っている銀行口座を用意し、その口座の残高証明書を英文で用意する必要があります

ここでおそらく疑問に思うのが、「どのくらいの額を用意すればよいのか」ということだと思います。そして、その答えとしては「滞在期間による」としか言えません。アメリカ(大使館の面接官)の立場としては、この人なら不法労働しなくても生活できると確信したいのです。そして、面接官がそう思えるだけの経済力を証明できれば良いのです。

ちなみに僕の場合は滞在予定期間が9か月(最大11カ月になる可能性あり)の状態で、340万円用意しました。(…正直これは十分すぎる額です。月20万円×9か月=180万円もあれば事足りた気がします。)
内訳は学部時代の貸与型奨学金の未使用分170万円、学部時代の給付型奨学金の未使用分20万円、親戚から借りたお金150万円です。そして親戚から借りたお金は、残高証明書が取れ次第すぐに返却しました。

ここで重要なことは、別に自分のお金でなくても良いのです。たとえ人から借りたお金であっても、残高証明書を作成した時点で自分の口座に入っていて、口座の残高が多く見えれば問題ありません

また別の注意点としては、英文の残高証明書の発行には1週間~10日くらい掛かることがあります。面接日の直前に発行しようと思っても、すぐには発行できないので、時間に余裕をもって準備しましょう。

<奨学金の証明書>
インターンシップ留学で得ることのできる奨学金は、おそらく大学経由のもののはずです。なので大学の担当部署に英文証明書の作成をお願いすればよいかと思います。

面接(認可団体とアメリカ大使館)

J-1ビザを取得するためには、基本的に2回の面接をパスする必要があります。

1回目は、認可団体による面接

2回目は、アメリカ大使館での面接

です。

どちらの面接も、注意点はあるものの、準備した書類の内容(インターン先の会社情報、研修プランの内容、誓約書の内容)が頭に入っていれば問題なくパスすると思います。もちろん想定質問と回答例をつくるなどの面接準備はしっかりしましょう。

また、どちらも英語での面接になるので、英語のリスニングやスピーキングがすごく苦手な人は、十分に練習したほうがいいです。特に認可団体による面接では、「英語圏で最低限生活できること」と「英語で研修できるだけの基礎英語力があること」も確認されますので、頑張ってください!

そしてかくいう僕も、ネイティブの友人に模擬面接をしてもらいました。もし友人や先生で模擬面接をしてくれそうな人がいたら頼んでみるのも良いかと思います。

面接時の注意点については、一言で表すならズバリ”言葉選びです。J-1ビザはあくまで研修用のビザで、研修が終わり次第帰国する前提です。なので、面接時に「研修後にアメリカに残るつもりである」や「働く・労働(Work)」と言ってはいけません。Workの代わりにTrainingを使いましょう。また、もらえる給料も「Salary」ではなく「Stipend」です。Stipendはインターンに払われる給料のことです。

どのような準備をしたらよいかの詳細については、別のエントリーで書こうと思います。

いざアメリカへ!

大使館の面接をパスすると、面接時に回収されたパスポートが1~2週間でビザが張り付けられた状態で送られてくると思います。

ここまでくれば、もうあとは飛行機のチケットを取って、アメリカへ渡るだけ!!

とりあえず安心してOKです。

もちろん住む場所やその他の心配事はあるかとは思いますが、渡米してからでもなんとかなるので大丈夫です。笑

もし心配な人は、「渡米前にしておいたほうがよいこと」や、「住む場所の見つけ方」などについて順次ブログを更新していくので、そちらを確認してみてください!


以上で、このエントリーを終わります。今後も関連記事をアップしていくので、ご興味のある方はご覧になっていただけたら嬉しいです。

もし質問したいことなどがあれば、ツイッターのDMか、ツイートへの返信等で連絡をいただければ可能な限り対応いたします。また、間違った情報を載せている箇所にお気づきになられました場合も、ご連絡いただけると助かります。
ブログを見ればわかることについて質問をいただいた場合は、「ブログを確認してください」とお返事するのでよろしくお願いします。
また、質問の内容もなるべく具体的にお願いします。曖昧な質問には、どうしても曖昧なお返事しかできませんので…

「こんな内容のエントリーを書いてほしい!」というようなリクエストも受け付けていますので、ご興味がある方がいればご連絡をいただけたらと思います。

以上です。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。このエントリーがどなたかの一助になれば幸いです。

※ 本エントリーは、僕の実体験に基づいて書いたものであり、間違った情報が含まれているかもしれません。もし読者が本エントリーを参照したことで不利益を被ったとしても、当方では一切の責任を負いかねます。あらかじめご了承ください。

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