「エンジニアになりたい」と思っていても、何から始めたらいいのかわからない中学生・高校生はたくさんいます。
なかにはPCを全く使えない人もいると思います。
そんな人たちに向けて「今すぐやるべき3つのこと」を紹介します。
ネット環境とPCを用意する
エンジニアは“自分で調べる力”と“PCスキル”がとても重要です。
世の中の全てのエンジニアがGoogle検索にお世話になっています。
Google検索を日頃から使うことで「気になったことを調べるクセ」と「欲しい情報を上手く見つける技術」を身に付けましょう。
そのためにはネット環境は必須です!
またPCについてですが、エンジニアは必ずPCを使うので、早めにPCを使いこなせるようになっておく必要があります。
実は、日本の中高生は他の国々に比べて、自分のPCを持っている人が少ないというデータが出ています。
またアメリカなどでは、小学生や中学生がPCを使って宿題(課題)をやり、ネット経由で提出するというのが当たり前になりつつあるのです。
このことからも、日本の中高生のPCスキルが如何に低いかがわかりますね。
ちなみにこの記事によると、日本の若者のPCスキルは先進国で最低らしいです。
「中高生のうちからプログラミングをやらなきゃダメだ!」とは言いませんので、まずは「PCを使い慣れる」ことを心掛けてください!
またPCを買うのであれば、とりあえずは安い中古PCでも良いと思います。(高いPCはなかなか買えないと思うので…)
ただし、すぐ壊れるような中古PCを売っているところもあるので注意してください!
一応参考までにですが、僕はこちらサイトで1万円くらいの中古PCを買ったことがあり、質は悪くはなかったので紹介しておきます。(Wi-Fiの設定にインストール作業が必要であり、PCを全く使えない人には難しいかも…PCを使える人が身近にいれば大丈夫です)
自分で情報を発信しながら、ITリテラシーを鍛える
PCとネット環境を用意したら、ITリテラシーを鍛えましょう。
リテラシーとは、わかりやすくいえば「基本的な能力」のこと。
そして、ITに関する基本的な能力のことをITリテラシーと言います。
このITリテラシーを鍛えるために、ブログサービスやSNSを使って、自分で情報を発信してみましょう!
オススメのサービスはnote(ブログサービスの一種)です。
発信する内容は、学校生活の思い出をまとめてみたり、自分のやっている勉強法について書いてみたりなど、どんなことでも良いです。
ただしこのとき注意しなければいけないのが、誰か別の人の書いたものをそのまま自分が書いたように発信することや、他人を誹謗中傷すること、友達などが写っている写真を勝手に使うなどです。
これらは犯罪になります。
常に“自分が公開しているものを自分の知らない誰かが見ている”という認識を持って、情報を発信してください。
モノづくりをやってみる
この「モノづくりをやってみる」は“モノづくりエンジニア”になりたい人だけでなく、“ITエンジニアに”なりたい人にもオススメです。
理由は、どちらのタイプのエンジニアも、何かしらのモノを作ることに関わってくるから。
モノづくりエンジニアであれば、ロボットなどを作ることになりますし、
ITエンジニアであれば、アプリなどを作るわけです。
それなのに、エンジニアになりたい中学生・高校生のなかには、実際に何かしらのモノづくりをしている人が圧倒的に少ないです。
そこでまずは「モノづくり」を体験してみてください。
一応自宅でも簡単にモノづくりを体験できる商品を紹介しておきます。
これらの商品は、実際に作ってみると純粋にとても楽しいです。(正直、大人でも楽しめます!)
また、これらの商品は実はかなり考えられて作られており、工学を学んだ僕でも新しい発見があったりするので、モノづくりの経験がほとんどない中学生・高校生には、学ぶことがいっぱいあるはずです。
ちなみに上記の商品をちょっと改造すると、ゲームコントローラーで操作できるようになったりします。
こんな感じです。
このロボットも慣れれば簡単に作れるようになります。
きっとみなさんもすぐ作れるようになりますよ!
しかしその前に、まずエンジニアになりたい人は実際のモノづくりを通して、「手を動かすクセ」をつけましょう!
まとめ
エンジニアになりたい中学生・高校生は、上記3つのことを今すぐ始めましょう!
そして人によりますが、上記3つのことを3か月~6か月くらいやってみると、簡単なプログラミングを始められるくらいのレベルになると思います。
そのレベルに到達するためにも、まずはPCに使い慣れ、自分にとってPCが当たり前のものになるくらいになってください。
また1, 2回でもいいので、実際のモノづくりも体験してみてください!