米国スタートアップ企業のデザイナーに学んだInitiative(イニシアチブ)の大切さ

生き方

僕はロサンゼルスのスタートアップ企業でのインターンシップ中に、とあるデザイナーさんと一緒に仕事をする機会がありました。

彼の名前はイーサン。(仮名,頭文字のEに”さん”付けでE-san)

彼は僕に大きな影響を与えた人たちのうちの1人です。

その理由は、“Initiative(イニシアチブ)の大切さ”を教えてくれたから。

Initiative(イニシアチブ)とは、「自分から行動するマインド」のことです。

彼に“You have Initiative”と言ってもらえたことで、その後の僕の人生は大きく変わりました。

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イーサンとの出会い

彼はラスベガスに住んでいるデザイナーで、ロサンゼルスにある僕のいた企業の仕事を遠隔で行っていました。

なので、通常はなかなか会う機会がないのですが、とあるプロジェクトでエディーさんが2カ月弱ほどロサンゼルスに滞在し仕事をすることになったのです。

彼は本当によく働く人で、よく夜遅くまで仕事をしていました。

その当時、僕もとあるプロジェクトで遅くまで仕事をしていることがあり、そのこともあってよく一緒に食事や飲みに行っていたのです。

彼は僕が日本から来たインターンだということもあり、よく気にかけてくれていました。

後から知ったことなのだが、彼は移民系アメリカ人であり、母国語でない言葉で生活する大変さを知っていたため、僕のことを気にかけてくれていたようです。

そんな関係の中で、僕は彼から多くのことを学びました。

そして、今回はその中でも「Initiativeの精神」についてお話しします

イーサンから学んだInitiativeの精神

彼から初めて”Initiative”という言葉を聞いたのは、僕が彼のプロジェクトを手伝ったときでした。

僕は自分の仕事に余裕があるとき、彼のところへ手伝いをしに行っていました。

これは、僕自身がデザイナーの仕事内容や仕事の進め方に興味があったためでもありますし、イーサンに抱いていた親近感からでもあります。

そんなとき、彼からプロジェクトで作成している作品の一部を作ってみないかと言われました。

そして、僕はせっかくの機会だと思い、やってみることにしました。

僕はイーサンの作品を色々と参考にしながら、任されたモノを作り上げ、イーサンに見せました。

そのとき言われた言葉が、”You have initiative.”でした。

当時の僕は”Initiative”の意味が分からず、イーサンにその意味を聞きました。

そして彼は”Initiative”の意味を、僕の作品を作る過程の話を例にして説明してくれたのです。

彼は「多くの人は作品を作る際に作り方を聞いてくる。でも君は僕に聞かずに、自分で調べながら作り上げた。この”自分から行動するマインド”をInitiativeというんだよ」と説明してくれました。

そして、「このInitiativeがあるかどうかが、何をするにおいてもとても重要なんだ」とも言っていました。

彼の言葉にはとても説得力がありました。

その理由は、彼の経歴を聞いて納得できました。

イーサンは、30歳までラスベガスのバーでマネージャーをしていました。

そして、その仕事をやめ、1年間の勉強期間を経て、32歳でデザイナーに転身したのです。

この異色の経歴を持つ彼は、勉強期間であった1年間について僕にこんな話をしてくれました。

「多くの人はこの1年間にスクールに通い、デザインについて学ぼうとするだろう。でも僕は独学でモノを作りながら学んだ。だからこそ今デザイナーとしてやっていけている。」

「Initiativeを持って自分から学んだからこそできたことなんだ。スクールでは座学が多く受け身になってしまうし、実際に制作する機会も限られてしまう。」

このようなイーサンとの会話を通して、僕は「Initiativeの大切さ」を学んだのです。

彼は今、幅広い分野でデザイナーとして活動しています。

グラフィックデザイナー、WEBデザイナー、CGデザイナー

だけでなく、電子回路を組み上げ、まるでハードウェアエンジニアのようなこともしていたりします。

“真”のInitiativeとは

Initiativeを日本語に訳すと、「主体性」、「自主性」、「積極性」とされることが多いです。

そして、その訳自体は間違ってはいません

実際に、僕がイーサンを手伝ったときのInitiativeは「自主性」であり、イーサンがデザイナーへの転身時に発揮したInitiativeは「主体性」だからです。

でも実はこれら「主体性」、「自主性」、「積極性」の意味合いは大きく異なります。

主体性 … 自らの意思でやることを決め、行動すること

自主性 … やることはすでに決まっているが、自分で考え行動すること

積極性 …やることがすでに決まっている物事に、意欲的に関わること

このように、それぞれの言葉の持つ意味合いが大きく異なっており、実行する難易度としては主体性>自主性>積極性となっていることがわかると思います。

そして、”真”のInitiativeは最も難易度の高い「主体性」なのです。

この真のInitiativeである「主体性」を身に付けることができれば、これからの人生が大きく変わります。

僕自身が良い例です。

僕は大学院卒業後、就職せずに生きています。

そして今は友人と共に自分たちでサービスを立ち上げ、いずれは起業することを念頭に活動しています。

自分でいうのも何ですが、これがまさに「主体性」です。

サービスを立ち上げが上手く行くかはまだわかりませんが、少なくとも今までで一番活動的で充実した生活を送れているという自信があります。

なので、皆さんも“Initiative”を意識しながら、行動してみてはいかがでしょうか?

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